
リーダースタッフ
今回は、リーダースタッフとして活躍中のM・Hさんにインタビュー。派遣で働き始めたきっかけから、リーダーに就任するまでの道のり、そしてリーダーとしての心構えについてお話を伺いました。
派遣を始めたきっかけを教えてください。
大学を卒業した後、有名な観光地にあるホテルへの就職が決まっていたんです。でも、その年に新型コロナウイルスが流行して観光業が大打撃を受け、内定も白紙になってしまいました。焦って次の仕事を探そうとしましたが、父親から『急がずに状況を見極めてから動いた方がいい』とアドバイスを受けて、一旦実家に戻ることにしました。 その後、生活費を稼ぐために日立エンジニアリングに登録したんです。最初は週3~5日、適度に働きながら就職情報誌を眺める日々でした。
どうやってリーダーになったんですか?
派遣でいろいろな現場を経験しているうちに、ある現場を頻繁に紹介されるようになったんです。理由を聞いたら、前任のリーダーが私の働きぶりを評価して、日立の社員の方に『M・Hさんが空いているならこの現場に来てほしい』と頼んでくれていたそうなんです。そのリーダーとは今でも連絡を取っていて、月に一度くらい飲みに行く仲なんですよ。
前任者が転職で現場を離れるタイミングで、日立の社員の方とそのリーダーから『リーダーをやってみない?』と声をかけられました。最初は自分より年上や経験豊富なスタッフも多かったので迷いましたが、周りの皆さんに背中を押されて引き受けました(笑)。
リーダーの役割とは?
具体的には、新しく来たスタッフへの施設案内や作業内容の説明、派遣先からの指示の伝達が主な仕事です。でも、それだけじゃなく、スタッフの方々が気軽に相談できる存在でいることを心がけています。
前任のリーダーのように『頼れる存在』というより、私はどちらかというと親しみやすさを重視しています。初めて現場に来た方が『また来たい』と思ってくれたら、それだけで自分の役割を果たせたと感じます。
リーダーとして気をつけていることは?
初めて現場に来た方と接する時は、相手の立場に立って言動を考えるようにしています。たとえば、自分の態度ひとつで、年上の方には『生意気だ』と思われたり、年下の方には『偉そう』と感じられてしまうこともありますよね。だから、自分がされて嬉しいこと、逆に嫌なことを常に意識しています。
『また来ますね!』と言っていただける瞬間が一番のやりがいです。

これからの目標は?
実はもうすぐこの現場を離れる予定で、後任のリーダーも決まっています。後任は周りとの関係も良好で、私がいなくなっても全く問題なく現場を回せると思います。少し悔しいですが(笑)。
ただ、日立の派遣スタッフを辞めるわけではありません!日立エンジニアリングの支店の社員として働く内定をいただいているんです。今後は社員として、現場のサポートを続けていきます!
M・Hさんの話から、派遣スタッフとして働きながら成長し、リーダーへとステップアップしていく姿が伝わってきました。新しい環境でのチャレンジを考えている方にとっても、参考になるエピソードがたくさん詰まっています。ぜひ、あなたもM・Hさんのような一歩を踏み出し
てみませんか?